ヒューマンエラー対策＆仕事の工夫・コツ研究所（略称：エラー・コツ研究所）

１．本サイト（本研究所）の目的

1.1　目的１：「ヒューマンエラー」に関する情報・知見の発信

ヒューマンエラーは、ゼロにすることは難しいとされますが、一方で、様々な事業活動に負の影響をもたらし（安全、品質、サービス、事業効率、作業効率等への影響）、現在でも、事故の大きな発生原因になっています。

筆者は、約40年間、心理学やヒューマンファクター（人間工学）の知見を活用しながら、鉄道分野を中心に「現場に密着したヒューマンエラー対策や安全研究・ツール開発」に従事してきました。

こういった「安全のヒューマンファクター」に関する取組み・知見は、他分野の方とお話ししても、広く産業界全般に普遍性があると感じています。

したがって、本サイトは、これまでのあるいは新たな知見に基づき、現場ですぐに使える「ヒューマンエラーやその対策に関する情報・知見」を心理学・人間工学等をベースに発信したいと考えています。また、可能ならば、実務と学術をつなぐ場になればとの期待もあります。

1.2　目的２：「仕事の工夫・コツ」や「人の仕事の将来」に関する情報・知見の発信

一方、ヒューマンエラーは一般的に負の結果をもたらすため、つらい経験になることも多いですが、そうだからこそ、その振り返りを通して、「仕事がうまくいくための工夫・コツ」の発見につなげられます。またこれを継続すれば、自身（さらには組織）の成長をもたらす有力な方法論になりえます。

本サイトでは、日々の仕事、さらには生活の場を通して得られるポジティブな「仕事がうまくいくための工夫・コツ」も重要なテーマとして紹介していきます。

本サイトの副題“Learn from Error！”は、そういった思いを込めたものです。

また、「少子高齢化」や「AI技術の劇的な進化」などにより、今後、「人の仕事のあり方」は大きく変化していくはずです。そういった将来の動きもぜひ視野に入れて、考察したいと考えています。

※なお、本サイトは、あくまでも個人の立場で発信しているものです。

代表者プロフィール　および　これまでに導入された主な研究開発・安全対策　へ

２．どのような人のためのサイトか